会社設立時に作成する定款は公証役場で認証を

会社設立

名古屋で会社設立をする際には、発起人同士が話し合って設立しようとする会社の規則などを定めた定款を作成します。
多くの人が初めて定款を作成すると思いますが、この定款に定められたルールに従って会社運営していくので大変重要なものになるのです。
ただ発起人同士で最初に作成した定款を原始定款と言って、この状態ではただの紙と同じで、公証役場で公証人による認証を受けて初めて効力が発生します。
この公証役場で公証人による認証を受けることを定款認証と言って、正当な手続きで作成されたことを公証人が証明することです。
また認証行為は公証人の権限なので、公証人以外が認証をすることはできません。
それから一旦作成して公証役場で認証を受けた後で変更するには、会社設立前なら原則として再度公証役場での認証が必要ですし、会社設立後なら株主総会の決議が必要になるのです。
ちなみに定款認証は法務局へ会社設立登記の申請前に行うもので、公証役場で認証を受けた定款でなければ法務局で受理されません。

公証役場は各都道府県に設置されている法務省・法務局所管の公的機関で、○○公証役場・○○公証センター・○○公証人合同役場など様々な名称がありますが、実施している内容は同じです。
東京都においてはほぼ区ごとに設置されているのですが、地方なら県内に2箇所程度しかない所もあります。
公証役場は全国で約300箇所程度あって日本公証人連合会のホームページに一覧が掲載されているので、名古屋で会社設立するのならどこにあるのかを事前に調べておくと良いです。
公証役場では法務大臣から任命された元裁判官や元検察官など、長年法律関係の実務経験がある公証人が業務をしていて、定款の認証を与える権限を持っています。

会社設立時に作成する定款の認証は全国どこの公証役場で良いのかというとそうではなくて、定款認証を受ける公証役場は会社の住所(本店所在地)と同一の都道府県にある公証役場となっているのです。

ですから名古屋市東区に会社を置く場合なら、愛知県内の公証役場であればどこでも定款認証が受けられます。
ただ名古屋市に会社を置くのなら、名古屋市内にある公証役場を利用するのが一番です。
あくまで会社の住所で決まるので、発起人や取締役の住所が大阪府内であっても、名古屋市内に会社を置くのなら愛知県内の公証役場で認証を受けます。
ちなみに定款認証前に公証人がチェックするので公証役場を間違えることはありませんが、管轄の公証役場以外で認証を受けた場合には、その定款は無効になるので注意が必要です。